現行案修正は駄目=辺野古なら連立離脱示唆−社民党首

社民党福島瑞穂党首は25日午後、愛知県瀬戸市で記者会見し、
米軍普天間飛行場沖縄県宜野湾市)移設問題について「(同県名護市辺野古を移設先とする)現行案あるいは
現行案の修正では全く駄目だ。自然を壊し、沖縄県民の負担軽減にも反する」との考えを示した。
また、都内で記者団に、現行案やその修正で決着した場合は、連立政権を離脱する考えを示唆した。

 福島氏は同日夜、東京・明治公園で開かれた県内移設に反対する集会であいさつし、
「私は昨年12月、この内閣が辺野古沿岸部に基地を造る決定をした場合は、
重大な決意をしなければならないと述べた」と強調。
この後、記者団から「重大な決意をする考えは今も変わらないか」との質問を受け、「そうですね」と答えた。 
 沖縄県民大会に関しては、「これ以上沖縄に新たな基地を造らないでほしいという沖縄県民の心からの叫びだ」と指摘。
「閣僚の一人として沖縄県民の声にしっかり応えて政治をやっていきたい」と語った。(2010/04/25-21:40)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010042500154